加工をお預かりの際、お持ちいただいたジュエリーの状態やデザイン、また加工内容によってはその場で加工可能か、また加工金額がすぐに判別ができないことがございます。

その場合はお品をお預かりし、加工場にて状態を確認の後、加工可能かどうか加工金額も含めてご連絡させていただきます。

こちらではどのような場合にお見積もりにてお預かりになるか、具体例を紹介しています。

〇リングサイズを極端に変える場合

通常リングサイズは大きくするにしろ、小さくするにしろ、サイズ直し可能範囲は±3号か通常とされています。それ以上サイズを変える場合、デザインが損なわれてしまったり、リングが楕円形になってしまう場合があります。

また石が留められているリングの場合、サイズを変更したことにより石を留めている爪が動き、石が緩んだり外れてしまうことがあります。その場合はサイズ直し加工の他に石留加工修理を行う必要があります。

そのために、リングサイズを大きく変える場合は、

・デザインが損なわれることがないか。

・リングが楕円になってしまわないか。

・石がセッティングされている場合、石が緩んでしまわないか。追加で石留加工修理が必要か。

等、状態を確認させていただくので、お見積もりでのお預かりになります。

 

〇石がリングの半周以上にセッティングされているリングのサイズ直しの場合

石がリングの半周以上にセッティングされているエタニティタイプのリングの場合、通常のリングよりもサイズ直し可能範囲は狭く、セッティングされている石の多さにもよりますが±1~2が限界であったり、サイズ直しができないリングの場合もあります。

その理由はサイズ直しによって留められている石が緩んだり外れてしまう場合があるためで、石が半周以上にセッティングされているリングをサイズの直しでお預かりする場合は、見積もりにてお預かりになる場合があります。

〇幅が3mm以上のリングのサイズ直しの場合

リング幅が3mm以上になると幅広のリング扱いとなり、サイズ直しを承る際はお見積もりでのお預かりになります。近年、金相場・プラチナ相場の高騰により、幅広のリングをサイズの直しを行う場合、かなりのコストがかかるようになってしまうことがその理由です。

またリングの厚みやデザインによってもコストが大きく変動するので、いったんお見積もりでの対応とさせていただいております。

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